アクアの散歩

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北陸新幹線が開通。長野駅は終着駅ではありませんよ!

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あなたが長野に来たがっている事は知っています。
きっとその時は便利な新幹線を利用することでしょう。
その時の為に注意点を3つ伝えておきましょう。

新幹線の中の風景

トンネルの中は圏外

長野県が山に囲まれてるのは知ってますよね?
新幹線はその山の中を貫通させて、トンネルを通っていきます。
トンネルの中は携帯の電波入りません!
東京方面から来る人は高崎辺りを越えたら要注意!
トンネル抜けた!とおもったらまたすぐトンネルの繰り返しです!

長野駅で誰かと待ち合わせをする時は乗る前か、遅くとも高崎辺りまでには連絡しておきましょう!
その時に途中圏外になる事も伝えておけば、なお良いと思いますよ。

今の時代、なかなか電波が繋がらなくて連絡取れないってことも無いですからね。

全席指定の便が存在する

東京から長野方面へ行く時の新幹線の名前がたくさん増えました。
昔は「あさま」のみだったのに。
そこで注意しなければならないのが「かがやき」です。
こちらだけは全席指定となっているので自由席切符しか持っていなかったら乗れませんよ!

長野駅が終着駅だったのは昔の話

今は金沢まで伸びましたので長野駅が最後では無いんですよ!
電車が止まってからゆっくり降りればいいやと思ってたら出発してしまいます。
これは、昔長野に来た事あるとなおさら要注意です。

ああ、そうだ。
ここで私の失敗談をお話ししておきます。
あなたが私と同じ目に合わないために一肌脱ぎましょう!

私の事を嘲笑いつつ教訓として下さい。
では、私史上最大の恐怖体験をご紹介します。

東京からの帰り道

ある夏の日、私は東京から帰ろうとしていました。
夕方に用事が終わり、長野駅の到着予定は夜8時頃でした。

そこまで遅い時間でもなかったため、妻と子供が長野駅まで車で迎えに来てくれるとか。
ああ、何て幸せなんでしょうか。

一刻も早く長野に帰りたい!!とはやる気持ちを抑えながら新幹線に乗りました。
そして、1時間も経った頃トンネル連続地獄が始まり長野県に入った事が分かります。
(もうじきだ。もうじき到着だ!)

長野駅の前は上田駅です。

(次は長野駅だな!それにしても上田でえらいたくさん降りるなぁ。)
で、電車が動き出した瞬間メールが。
「降りた?」

???
(あれ?今の長野駅?)

やっちまったーーー!

それからの世の中の仕打ちが残酷すぎる

降り忘れたのはしょうがないです。
家族の皆さんはどっかで夕飯でも食べてて下さい。
私は次の駅で降りて折り返しの電車に乗りますので・・・。

次の駅は上越妙高駅でした。
北陸新幹線は出来たてホヤホヤでしたので凄い綺麗な駅でしたよ。
しかし、人が全然いない!!

逆方面の乗り場へ移動してひたすらツムツムをしながら時間潰しです。
酔っ払いがフラフラきて何故か沢山ある椅子の中で私の2個隣に座る・・・。

絡まれるんじゃ無いかと不安に思った私は、立ち上がって新品な駅を見物するような仕草をしながらフラフラしていました。
そしたら、来たんです。奴が!

ゴゴゴゴゴゴーーー。

上越妙高駅は停まる新幹線の本数が少ない駅です。
だから、通り過ぎていく新幹線があるわけですよ。
当然、通過駅だからスピードを緩めるなんてことはしません。
人気のない夜の駅にとてつもない轟音が鳴り響きます。

(ヤバい!殺される!公開処刑だ!オレが降りる駅を間違えたからってあんまりじゃ無いか!)
目の前2メートルの距離を時速200kmオーバーの怪物が通り抜けるんですよ!?
真面目な話、風圧で吸い込まれそうになりました。
(こ、これがダウンストリームか!)

なるほど!!
あくまでもこの公開処刑は事故として処理するつもりなんだな!
「向こうが飛び込んできたんですよ。全くいい迷惑です。」
って逃げる気だな!おい、負けるもんか!

ゴゴゴゴゴゴーーー。
シーン・・・。

セーーーフ!
こうして1本目をなんとかやり過ごしました。
1本目?
そう。
もう、1本あったんです。

ゴゴゴゴゴゴーーー。

先程の壮絶な格闘シーンが走馬灯の様に頭をよぎります。
(これが走馬灯か。オレ、死ぬのかな?)
1度経験した事あるせいで逆に恐怖は倍増です。

もう、フジヤマでもフリーフォールでもなんでもやりますから許して貰えないですかね。

・・・
相手は容赦ありません。
1度目の公開処刑に失敗している分、気合いの入り方が違います。
今度は500kmオーバーでやってきました。

ここで何故かアクア少年は男を見せようと意気込みます。
「逃げるもんか!負けないぞ!オレは男だ!」

周りを見回したらいつの間にか酔っ払いはいなくなっていました。
「守るものが無くなってやりやすくなったぜ!」
段々と怪物が近づいてきます。

アクア少年はしっかり椅子にしがみついています(・・・え?)。

ゴゴゴゴゴゴーーー。
シーン・・・。

またもや、生き抜く事に成功しました。
「これで帰れる!家族の元へ!」

次にはやっと折り返しの電車が来て無事長野駅に到着しました。
ここで、待たされた事に対して怒る事もなく、女神の様な顔して妻が暖かく迎え入れてくれました。
私は幸せ者です。
そして、妻がこう言いました。
「私達待ってる間に食べてきちゃったけど、帰りにコンビニでも寄ってく?」
なんて優しいんでしょうか。
でもそれに対して返した言葉は

「いや、いい。早くおうちに帰りたい・・・。」

こんな化物が棲みつく場所から一刻も早く遠ざかりたい!
外出は何が起こるかわからない!
早くおうちに帰りたい・・・。
それしか望みはありませんでした。

おしまい、 チャンチャン。

まとめ

あなたも駅で新幹線が通過しようとしている所に遭遇したら悪い事は言いません。
黄色い線の内側とは言わず端っこまで逃げて下さい!

ああ、違った!
長野駅は終着駅では無いですよって話でした。

 

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